コースで結果が出ない人は、練習方法に問題があるかもしれません。
例えば皆さんは、こんな練習をしていませんか?
・時間を決めずにダラダラと練習
・ドライバーばかりひたすら打つ
今回の記事では、コースで結果を出すためにどんな練習をすれば良いのか?ということについて考えていきます。
コースに直結する緊張感のある練習方法
1.ターゲットを決めて練習
打ちっ放しの練習場に行くと、各打席の練習マットがまっすぐ平行に並んでいますので、それに合わせて打つことに慣れてしまっています。
しかしコースでは、練習マットのように方向を示すものが何もありません。毎回、自分で目標を定めて、その目標に対して正しく構える必要があります。
練習場でも、練習マットに対してまっすぐに構えて打つ練習ばかりしていると、ターゲットに対しての構え方がいつまでも養われません。
やはり練習場でも、具体的に目標を決めて、ボールの後方からその目標を見て、ボールと目標とを結んだラインに対して平行に立つ・・・ということを練習しておく必要があります。
2.球数を決めて練習
練習場では、お金に制限がなければいくらでもボールを打つことができます。特に、打ち放題の設定になっている練習場であれば、ただひたすらボールを打つだけの練習になりかねません。
そういったことにならないように、練習の前に、その日の球数を決めておくようにしましょう。
例えばその日の練習は100球まで・・・というふうに決めたならば、どんなに調子が悪くても100球で練習を終えるようにしましょう。
毎回それを続けていけば、その球数の中で調子を整えようとしますので、緊張感のある、締まった練習になるでしょう。
3.人の多いところで練習
打ちっ放しの練習場とコースとの違いの一つに、同伴競技者の有無があります。
練習場ではのびのびと打てて調子の良い人でも、コースで人に見られながら打つ時には、ガチガチになってしまうという人も多いです。
そういった差を作らないためにも、練習でも人にあまり見られない隅っこの打席よりも、人が多く出入りする入り口付近の打席を選んで、わざわざ人の目に晒されながら打つ練習をしておけば、コースで人が見ている中でも緊張しなくなります。
むしろ、「よし見てろよ」と自信満々で打てるように慣れるかもしれませんね^^
4.一球ごとにクラブや打ち方を変える
一つのクラブを何球も打っていれば、確かにうまく打てるようになるでしょう。しかし、コースでは一球ごとにクラブを変えるのが普通ですし、それだけではなく、飛ばしたり飛ばさなかったり、高いボールや低いボール、ボールを左右に曲げたり・・・など、使うテクニックも一球ごとに変えながらプレーをしていきます。
それであれば、練習場でもコース同様に一度目はドライバー、次はアイアン、その次にアプローチ・・・といった具合に、一球ごとにクラブやテクニックを変えながら練習してみましょう。
これ、初めは意外とうまく打てません・・・
しかしやっているうちに、だんだんと長いクラブと短いクラブの振り分けができるようになってきて、フルスイングとアプローチの打ち分けもうまくなっていきます。
特に、ラウンドの前などにはやっておきたい練習です。
ある程度コース慣れした人であれば、ホームコースやよく行くコースのレイアウトを用意して、曲げて狙ったり、ピンの位置によっての対応の違い・・・など、より具体的な状況を想定しながら練習してみるのも良いでしょう。
5.物を置いて練習
練習マットに置いたボールをただ打ち続けることでは、スイングやヘッド軌道をチェックをすることは難しいです。
トーナメント会場でのプロの練習風景を見たことがあるでしょうか?かなりの割合のプロが、足元にクラブやスティック等を置いて練習をしています。
これにはどういう意味があるのかと言いますと、ヘッドの軌道を整えるためにクラブやスティックなどの練習器具を置いて、それに沿ってクラブヘッドを動かしながらボールを打っているのです。
クラブやスティックなどの練習器具を置いて練習したことのない人が、この練習をやってみると、自分のクラブヘッドが置いてあるクラブや器具に当たらないか・・・気になるはずです。
気になる人、あるいは実際にクラブヘッドが当たってしまう人は、クラブヘッドの軌道に問題がある可能性があります。
そんな人は、ハーフスイングくらいから、クラブに当たらない軌道になるように練習していき、慣れてきたら徐々にスイングを大きくしていきましょう。
この練習を続けていくうちに、ヘッド軌道が良くなり足元のクラブが気にならなくなってくるばかりでなく、方向性も良くなっていることが実感できるようになります。
まとめ
今回は、コースで結果を出すための緊張感のある練習方法について解説してきました。
練習をしていてもコースで結果が出ない人は、普段、楽な練習をしていないか?を疑ってみてください。
プロゴルファーや上級者は、練習で自らを追い込んでいるので、コースでは自信を持ってプレーできるのです。
今までなかなかコースで結果が出なかった人も、今回の記事を参考に、練習方法を工夫してみてください!
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