ゴルフは、技術と同じくらいメンタルが重要なスポーツです。
練習ではうまくいくのに、本番ではうまくいかないという経験はありませんか?
それは、メンタルが影響している可能性があります。
今回は、ゴルフのメンタル力を強化するための5つのステップをご紹介します。
1. メンタルの影響を理解する
ゴルフは「メンタルのスポーツ」と言われるほど、メンタルがプレーに大きく影響します。
緊張や集中力の欠如は、ショットの精度を大きく下げる可能性があります。
逆に、メンタルが安定していると、良いスコアにつながります。
私自身も、自分のメンタルの弱さがよく把握できていなかったため、随分と苦労しました^^;
プレー後に思い返すと、大体いつも同じような場面、パターンでやらかしていることに気が付きます。
例えば状況的に難しく、通常なら緊張する場面からは、意外とうまく打てたりしました。
分析すると、ガバッと一気に集中するからうまくいくのでは・・・と思います。
反対に、簡単な状況から「えっ💦」というミスが出てしまうことが多かったです。
平らで何も障害物のない「どうぞ狙ってください」みたいな状況で、つまらないミスをしてしまう・・・皆さんでも経験のある方は多いと思います。
これは、難しい状況とは逆で、集中をしないまま打っているのですね。
本当の意味で、この辺のことが分かるようになるまで、結構時間がかかりました(^^;
2. 緊張の原因を把握する
初心者のうちは、ゴルフコースに慣れていない、プレーファーストが身についていない、周りの目線が気になる、静けさが緊張するなど、様々な緊張の原因があります。
これらの原因を把握し、それぞれに対する対策を考えることが重要です。
例えば、ゴルフコースに慣れていない・・・というのであれば、とにかく場数を踏めばいいでしょう。
そうは言っても、「時間や予算的にもコースへ行くのは大変だよ・・・」というのであれば、ショートコースのような練習コース、あるいはシミュレーションゴルフの施設でゴルフプレーそのものに慣れていくことで練習ができるはずです。
そして、そこでも通常のコースで求められるプレーファーストを心がけると、コースに行っても慌てることが少なくなるでしょう。
3. メンタルを安定させる方法を学ぶ
ゴルフのラウンド中にメンタルの安定を保つには、ゴルフコースでのプレーに慣れる、メンタルを乱す原因を把握しておく、ルーティーンを作っておくなどの対策があります。
これらの方法を学び、自分に合った方法を見つけましょう。
例えば、自分の苦手な状況になった時に必要以上に緊張しないようにするためにも、毎回決まったアドレスルーティーンを行うようにすると精神状態をある程度一定に保つことができるので、いままで特に決まったルーティーンをしていなかった人は、ぜひ練習して取り入れていきましょう。
4. イメージトレーニングを行う
イメージトレーニングは、脳が「実際に起こっていること」と「イメージの中で起きていること」の区別ができないという脳の“潜在意識”の仕組みを利用したトレーニングです。
イメージトレーニングには大きな効果が期待できます!
具体的には、正しく美しいフォームでスイングしている自分、順調にラウンドしている自分、ベストスコアでホールアウトした自分などを、できるだけ細かく具体的にイメージしてみましょう。
例えば、美しいフォームでボールを打ちたいのであれば、理想とするプロのフォームをスマホなどで見れるようにしておき、練習場でもスマホでプロのフォームを見た後で素振りをして、最後にその理想的な素振りのままボールを打つ・・・ということを繰り返していきます。
そうしていくうちに、ボールを打つことに意識がいかなくなり、しっかりと振り切れた理想のフォームが自分のものになっていくことでしょう^^
5. 日常でメンタルトレーニングを行う
本番でのメンタルの保ち方を学んだら、次は日常でメンタルを鍛えることが重要です。
ヨガ、ピラティス、呼吸法、瞑想、心理学など、自分に合ったメンタルトレーニングを探してみましょう。
日本では、特にこの部分がゴルフに関しては遅れていたのでは・・・と思います。
これまでは、「とにかくトラック一杯分の球を打て!」とかいう根性論が優勢で、緊張するなんて練習が足りないからだ・・・と言われることが多かったように思います。
しかし、メンタルの安定のために、ヨガやピラティス、呼吸法や瞑想などで自分の身体や心の状態に目を向けることにより、ショットやラウンド中の自分の状態を気づきやすくなり、そしてその場で改善していくことが可能になります。
もし、メンタルのコントロールについて本格的に学びたい場合は、ゴルフ専門のメンタル強化について書かれた本で学ぶこともできます。
まとめ
ゴルフの上達には、技術だけでなくメンタルも重要です。
メンタルと技術、どちらもしっかりトレーニングして、本番に強いゴルファーを目指しましょう!
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